玄米は美容の見方♪

玄米は健康に良く美容やダイエットなどに効果があるといわれています。
その秘密を探っていきたいと思います。

玄米は美容と健康に良い?

近年、健康志向で玄米を食べる方が増えてきています。
玄米とは収穫された稲から籾を除いた精白していないお米のことです。
白米と比べ、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・葉酸・ミネラル(カルシウム・マグネシウム・リン・カリウム・鉄・亜鉛・銅)・食物繊維・リノール酸・フィチン酸・イノシトール・ギャバ・γ-オリザノール・アラビノキシランといった様々な栄養素を豊富に含んでいます。それは白米に精米する過程で取り除かれる「ぬか層」や「胚芽」に栄養が9割以上が集中しているためです。

玄米に含まれる栄養素

ビタミンB1

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるはたらきがあります。不足すると筋肉や神経に不具合が起きます。
糖質の摂取量が増えるほど必要になり、積極的に摂りたい栄養素の一つです。玄米から白米に精製するうちにほどんど失われてしまいますので、玄米のまま召し上がっていただくのが効果的です。

ビタミンB2

ビタミンB2は脂質をエネルギーに変えるはたらきがあります。皮膚・粘膜・爪・髪の毛などの機能を正常に保つ栄養素です。不足すると肌荒れや口内炎などのトラブルや疲労感を感じるなどの不具合が起きます。

ビタミンB6

ビタミンB6はアミノ酸の代謝や神経伝達に必要な栄養素です。免疫機能の正常な働きを維持したり、肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぐ効果もあります。

葉酸

葉酸はビタミンB群に属し、赤血球や細胞の生産しからだをつくる栄養素です。特に胎児の発育に重要な成分といわれており妊婦さんに積極的にとっていただきたい栄養素です。

ミネラル

骨の健康維持に必要なカルシウムやマグネシウム、赤血球の中で酸素を運搬する鉄、消化や代謝を助ける亜鉛、体内の塩分を調整し血圧を良好にするカリウムなど、玄米には様々なミネラルが豊富に含まれています。

食物繊維

玄米には約6倍もの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を改善し、便秘解消やデトックス・血糖値の急激な上昇を抑えたり、コレステロールの濃度を低下させるなど様々な効果があります。日本人に不足しがちな栄養素と言われています。

ビタミンE

ビタミンEは細胞の健康維持を助ける栄養素です。強い抗酸化作用があるため動脈硬化や老化などの原因になる活性酸素を抑えるはたらきがあります。

フィチン酸

フィチン酸は化学物質などに強力な解毒作用があり、ガン細胞の発生を抑える効果があるとも言われています。

イノシトール

イノシトールは脂肪肝や動脈硬化の予防、神経細胞の活性化させるなどのはたらきがあります。近年ではパニック症候群の治療に有効性があることも分かってきました

ギャバ

ギャバは精神を安定させストレスを軽減させるといわれている栄養素です。ここ近年はサプリメントなどでも注目されています。

γ(ガンマ)-オリザノール

γ(ガンマ)-オリザノールは脂質の代謝を改善し、コレステロールを低下させる効果があります。そのため生活習慣病の予防が期待できます。

アラビノキシラン

アラビノキシランは免疫力を高めたりガンの予防に効果があるといわれています。また抗酸化作用があり活性酸素を除去する効果もあります。

玄米でキレイになる

玄米は日々の食事に取り入れやすく、炭水化物と一緒に不足しがちな栄養素もたくさん摂れる万能な主食。
必要な栄養をしっかり摂り、身体全体の健康を維持することによって、ダイエット・美肌効果・免疫力アップなどにも繋がります。ぜひ玄米を食べてますます美しくなりませんか?
初めての方は白米とブレンドして少しずつ取り入れてみるのもおすすめです。